イエベ秋の女

好きなこと

「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」感想

「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」

略してどう幸。

予防医学研究社の石川善樹さんと、日本放送アナウンサー吉田尚記さんの対談本。

 

冒頭に吉田アナ(以下、よっぴー)による「科学と宗教の違いとは?」という文章があるのですが、

この本を書店で買ったとき(どうしてもみつからなくて五件くらい梯子した末にTSUTAYAのアプリで検索した。本は実物をみて買いたいので)

まさに『宗教』の棚に置いてあって、周りに置いてある本の圧というか醸し出すオーラに若干引いた。

 

第一章から「人生を幸せにするコツ」の話なんですが、石川善樹さんが思う究極が

「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」

 

・・・これ、『無職で浪費する女』のことじゃん!!!!!!!

 

aoinabe.hatenablog.com

 

 

すげええええええ浪費女はすでに「究極」に行きついている!!!!!

って、19ページ目で解答でましたね。ここが言いたくてこの感想ブログ書いてる。

良い科学者の見分け方とか、今後テレビみるときにこの視点もっておこ!って思いました。

全然どうでもいい話ですが「石川さん」って売ってると金髪で声のでかい放送作家さんが頭にちらつくので「石川善樹さん」でいきますね。

感情のコントロールの話のなかで「わざわざ恐怖を感じに行く」という部分があったのですが、ここでふと思い出したのが、

ある同人作家の方が「わざわざ地雷(自分が苦手としているジャンル)の作品を読みに行って怒り狂いながらネームをきる」というようなことをTwitterでみたことがあって。

あれは「怒りには立ち向かうようになっている」を無意識でやっているんだ!!!ってびっくりした。

でもできれば目に入れたくなくない?地雷。なるべく怒りたくないっていうよっぴーに賛成。

 

科学的な結婚と恋愛の話。

石川善樹さんもよっぴーも男性なので(しかもまあまあこじらせている)、女性目線から参考になるかというと疑問はある・・・

「期待して裏切られるから不信がつのる」という部分は、既婚子持ちとしてはすごくわかる部分で、

子供の誕生日なのに帰りがめちゃめちゃ遅いとか、

こっちが熱出して寝込んでるのにいつもどおりあれこれやっといて言ってくるとか、

それは「早く帰ってくるだろう」「さすがに今日は家事をやってくれるだろう」という、期待が裏切られたからで、

じゃあ期待しない、最初からいないものとして自分が全部やる、ってなると

結婚の意味とは????????ってなるじゃん。

「大変だから助けて」すらも言えないって不幸だし、旦那はいない!あてにしない!全部やってるうちにあれ?旦那ってむしろ邪魔じゃね?って気が付いて離婚になったりするんでは・・・

子供が元気で家にいるのが嬉しいって、子供の元気でいられるように全部引き受けてる嫁がいるからなりたつわけで。

どうせいないでしょ、って扱いをして、いないよーん♪って返してくる旦那のほうがレアです。

で、自分たちに何かしてくれるとは思ってないアイドルを勝手に愛してるから喜びだけを引き出してるのがオタクだっていうのも、ちょっと待ったー!って思います。

ちょっと何かしてくれたらうれしい、はわかる。うちの県に来てくれてありがとう!っていうのは、わかる。

「何かをしてもらうため」「何かをしてあげるため」ではない。

でも、この人を応援しよう!ってなったとき、熱中すればするほど楽しいだけじゃなくなるわけで、

その人が武道館が目標です!って言ったら武道館にいけるように応援するでしょう。

CDを買いライブに行き、なんなら広報活動までする。

金も時間も体力も捧げて。

全部勝手にやってるうちは楽しいよ。絶対に。

でも、武道館にたどり着く前に辞めてしまったら、たとえこっちが勝手にやっていたとしても、武道館行くって言ったじゃん・・・って崩れ落ちるよ。

こっちが勝手にやっていたとしても、信じることができないひとに金と時間と体力を捧ぐことはできない。

勝手にやってまーす!楽しいでーす!っていえるひとは、推しがその情熱に答え続けてくれてるひとだよ・・・

 

でもこれ、ひとつの欲望がダメになった時のために3つから5つの欲望の場所を持っておく、という話に通じる。

好きなアイドルが辞めてしまったとしても、好きな劇団とかアニメとかがあればそこに金と時間と体力を捧げることができるし、

その別ジャンルの繋がりが視野も広げてくれて、もっと面白いものを見れる可能性もある。

し、一つのジャンルにいすぎると「自分に都合のいい情報だけ集めがち」にという話につながる。

 

女性のコミュニティにおいて一番偉い子が誰とでも仲良くなれる子というはなし、

前にフォークを曲げるほうのDaigoさんがテレビで言ってた

「平和な世の中ではコミュニケーションが上手いことが一番強いから、オスも女性化して、女子とのコミュニケーションに強くなる」というようなことを言ってたな。

 

お土産のくだりで思い出したのが、

昔オタクの男性と付き合っていて、わたしの誕生日とコミケかぶることがあったんですが、

まあ、こっちもオタクの気持ちがわかるからコミケに送り出したんですね。

で、帰ってきて言われたのが、「コミケで金を使い果たしたから誕生日プレゼント来月でいい?」

・・・オタクとして気持ちがわかるゆえに怒りはしなかったけど、落胆はしたので、あのときのわたしは、さすがに何かお土産なりなんなりあると期待してたんだろうな・・・

存在するだけで信じられる、という相手ではなかったということだ。

 

他人の評価が欲しい話。

インスタのいいねの数とか、TwitterでのRTの数とか、pixivの評価数につながる話ですね。

他人に心臓を預けている状態。

でも他人から評価されることを求めるほうが、自分を分析するより手っ取り早い気がする。

というか、そういう風に考えられるひとはとっくにそのゾーンに行ってる。

自分がどうしたいのかなぜ自分はこう感じるのか、なんて考えないでただ他人に褒めてもらえるほうが楽に決まってんじゃん。

 

それにしても「自分の欲望に忠実になること」ほど多くの母親が抑制されていることってないよ。

いうたら、今日の晩御飯も自分が食べたいものではなくて子供が食べるものを作らなきゃならんのよ。寝る時間も起きる時間も他人(子供)に合わせてるんだよ・・・

この状態から日常に幸せを感じるためにはどうしたらいいんだろうな。

子供が呼吸してる!ハッピー!ってなるにはこっちの余裕が必要だよ!

石川善樹さんお子さん二歳でしょ!?勝手に心配!

石川善樹さんの奥さんとよっぴーの奥さん対談させたらすげえ愚痴いっぱいでてきそう。

 

石川善樹さんは東大でよっぴーは早稲田で、あと浪費女の方も基本の学力が高い気がしてたんですが、

物事の選択肢を増やすためには基本学力ないとダメなのでは?

高卒で接客業しかやってこなかったら、仕事辞めても次も接客業(時給800円)になる。

これは学力高い人は「苦手なことも理解する訓練」を積んできた結果かもしれない。

林修先生が「予備校に数学講師で採用されたけど自分よりすごい講師がいたから現国に変えてもらった」(著作で読みました)のは選択肢があったから。

大人になるとやりたくないことやらなくてよくなるし、

やりたくないならやらないでいいんだけど、克服する訓練だと思って取り組めば違う考え方が得られるかもしれない・・・でもやりたくないことも訓練するって考えにいけるひとは、そういう思考になれるひとしかいない。

選択を重ねていくこと、

入ったことのない店にはいって食べたことないものを食べろ!(西川貴教がイエノミで同じこといってた)

安全な道を歩いていると閉塞する。

これが言えるのは、そしてできるのは、余裕がある人だけ。

お金だったり体力だったり時間だったりね。

損したくないじゃん、死にゃあしないかもしれないけど、

初めて入った店がまずかったら、それは金と時間を無駄にしたことになる。

ネタになるぜ!って思えたらいいけど、普通に大人として生きてたら「ネタになる」なんて発想がでないよ。 

でもせっかくなのでいつもと違う店にも行ってみます、旅先でチェーン店入るのやめよう・・・

 

 最後、人生を支えるコンセプトの話。

サーになりたいひとは、サーになったあとどうなるんだろう。

「ねぽりんはぽりん」で、ハイスペック結婚を目指して

実際に思っていたとおりの結婚をしたけど、

結婚がゴールだったから燃え尽きてしまった・・・っていう女性がいたのを思い出す。

だから、叶わないくらいのコンセプトのほうがいいのかなぁ。

ビートルズを超える」とか、ちょっといい。

絶対叶わないとしても、死ぬまでモチベーション高くいれそう。

 

 具体的に行動出来て、かつ、絶対叶わなそうなコンセプト。

・・・あ、あるわ。わたし、人生を支えるコンセプト、あるわ。

 

 

「ジャンプ漫画に出てきそうなババアになる」

 

玄海師範とか、ドクターくれはとか、お登勢さんの、あの感じです。

 この三人、子育てに悩んだりしなさそうだもんなー。

幸せについても悩まなそうですけども。